年々増加しつつある双極性障害の症状と対策を知ろう

医師

2つの病気

笑顔の男性

双極性障害とは、「躁病」と「うつ病」両方の気分障害を持つ病気を指します。「躁病」にはどんな症状があるのか、「うつ病」にはどんな症状があるのかを知ることで、両方の症状を持つ双極性障害を理解することが出来ます。

二つの状態を繰り返す

繰り返される

落ち込み

鬱病だけでなく、躁鬱病に掛かってしまっている人は少なくないですが、最近はこれを双極性障害という病名で呼び替えられていることはご存知でしょうか。双極性障害は鬱病と同様、精神に支障を来す病気であることに変わりはありませんが、双極性障害の場合、活発な状態と憂鬱な状態を繰り返す病気になり、脳の病気として広く知られています。とある研究の調査結果によると、世界的に見た場合、双極性障害に掛かっている人の割合は100人のうち1人になり、日本で見た場合、500人のうち1人が双極性障害に掛かっているようです。ですが、双極性障害に対する研究は少ないので、正確な結果はまだハッキリしていないとも言われています。

活発な状態

活発な状態になっている時は、色んな人に声を掛けたり、睡眠を取らずに活動し続けるといった特徴があります。活発状態が軽い場合は双極Ⅰ型に分類され、活発状態が激しい場合は双極Ⅱ型に分類されます。双極Ⅰ型に掛かっている場合、周囲の人から「いつものあの人じゃない」と見られることがあるという程度になりますが、双極Ⅱ型に掛かっている場合、荒々しい行動を取るようになります。例として、惜しみなくお金をたくさん使ってしまったり、人と激しく争ってしまったりといった行動がありますが、これらの行動を取ってしまうと、社会生活で大きな信用を失う恐れがあります。

憂鬱な状態

憂鬱な状態というのは、一日ずっと憂鬱な気分に陥ってしまう状態を指します。この状態に掛かってしまうと、なかなか睡眠を取ることが出来ない場合がありますが、逆に睡眠を取り過ぎてしまう場合もあります。また、今まで興味があったのに急に興味を失くしてしまったり、体を動かすのが嫌でじっとしているという行動を取るようになります。他にも、食欲が無くなってしまうという特徴があります。

遺伝が原因ではない

双極性障害は遺伝が原因で掛かるというわけではありません。例えば、ご家族の方が双極性障害に掛かってしまっても、それが原因で自分も双極性障害に掛かるとは限らないのです。ただし、体質の影響で双極性障害に掛かってしまうことがあると言われています。もし、自分が双極性障害に掛かってしまった場合は、お早めに診断を受けることをお勧めします。双極性障害の診断は慎重に進める必要があるので、専門の医師とよく話し合っていくことが大切です。

なりやすい人

カウンセリング

双極性障害には、なりやすい人となりにくい人がいるようです。双極性障害は心の病なので、同じ環境にいる人でも個人差が大きく影響します。双極性障害になりやすい人は、他の心の病と少し違う傾向があるようです。

改善できます

笑顔の女性

うつ病よりもさらに再発のしやすいと言われている双極性障害ですが、改善させることは十分可能です。自分の精神と上手く付き合い、より豊かな人生を送るためにも、まずどのような改善方法があるのかを知りましょう。